Anatomy Course for PilatesのWSが開催されました

RAS Academy School代表の清家です。

2026年10月17-18日の2日間でAnatomy Course for Pilatesが開催されました。

解剖学というと、「暗記系」や「ゴムチューブなどでの再現」で筋肉の起始・停止を学ぶというイメージが強いと思います。

私も、理学療法士の養成校時代は、必死に暗記してテストに臨んだことを、よく覚えています。

しかし、せっかく苦労して覚えたのに忘れてしまう…またテストで覚えるを繰り返しをしていました。

解剖学は覚える量が膨大なため、中々記憶に残りません。

しかし、私が現場に出たときに、患者様の体を通して解剖学を考え、解剖学書を見返すうちに、記憶に残ることを経験しました。
この「記憶に残る」というシステムを紐解いていくと、記憶を司る❝海馬❞という部分が大きく関わっています。

海馬はその情報が重要と判断したときに記憶に留めるという性質があります。

「いつ、どこで、どんな感情や文脈で体験したか」というエピソードと覚えたい情報がセットになると、その情報は重要度が増し、記憶に残ります。

つまり、「現場で考え、調べなおす」という作業をすることで、記憶に残ります。逆に言うと、エピソードが無い、解剖学単体で暗記することは、脳が重要と判断しないため、短期記憶で終わってしまいます。

このシステムでWSを開催しても、短期記憶で終わってしまいます。なので脳が重要と判断できるシステムで学びをすることがAnatomy Courseでは最大の課題となります。

我々は、「解剖学」という情報に、「運動検査」「改善エクササイズ」を追加して3つのセットで学ぶシステムを提供します。

運動検査をすることで、どの筋が伸びる/邪魔をしているかを実技で学び、それに対して、エクササイズの方法を知り、解剖学から人の体の問題を導き出し、一連の流れで実践的に行うシステムをAnatomy School for Pilatesは提供します。

【運動検査】                                                  特定の運動を支持し、それに伴う反応(関節の動き方、動く方向など)を見て、正常か異常かを判断。異常なら、その時に使っている筋は何か、伸ばされている筋は何かを解剖学的に考え、筋の状態が悪いのかを検査する。

今回のWSを通して、受講者はピラティスを行うのではなく、解剖学的に体が〇〇だからピラティスという手段を使って、運動検査で出た問題を解決するということを学びました。

検査で問題が分かるから、的確なエクササイズが指導できます。問題が見つけられなければ、色々試さなくてはいけなくなり、結局何をやったらいいか分からなくなります。レッスン後はなんとなくすっきりして帰るが、次回来た時にはまた戻っているということが繰り返されるのです。

解剖学という学問を、運動検査という評価学とセットで使うこと。そして、その問題に対してどんな方法のエクササイズが有効的かを考えて提供する。
そして、それを現場で何回もアウトプットして使ってもらう。
こうして解剖学はエピソード記憶として残り、現場でアウトプットを繰り返すから、「使える解剖学」として自分の武器になるのです。

受講者の皆様、お疲れ様でした。12月にフォローアップWSも開催します。日程が決まりましたら、お伝えさせて頂きます。

次回のAnatomy Course for Pilatesは来年になります!

コメントをどうぞ